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プライベートバンクの役割
プライベートバンクと呼ばれるのは、ごく一部の富裕層のみを対象とした資産の管理や投資を主な目的とした銀行のことです。
プライベートバンクには、本来の意味でのプライベートバンクと日本などの大手の銀行が富裕層に対して特別にサービスを行うものとがありますが、後者は純粋な意味でのプライベートバンクとは言えず、サービス内容的にも大きな違いがあります。
プライベートバンクとは本来、株式会社形態などではなく無限責任で行う個人銀行のことです。そのため銀行とは言ってもサービスは単なる資産管理などにとどまらず、美術品の売買やその管理、あるいは子息(特に子女)などの教育機関の手配などまで客のニーズさえあれば様々な世話まで行う場合があります。
プライベートバンクの場合、顧客は最低でも5億円程度の資産を有することが必要条件となり、通常は様々な金融商品の紹介や資産の運用に関する助言などを行います。
一般的に名前の知れ渡っているものとしてはスイスのUBS、香港上海銀行、アメリカのメリルリンチなどの名前が挙がりますが、最近の傾向としては中国やシンガポールなどの富裕層を取り込むことに非常に熱心なプライベートバンクが増えているということが上げられます。
プライベートバンクでは通常の銀行では行われないようなサービスもありますが、主なものには、「フィデューシャリー預金」と呼ばれる金利が確定され、なおかつ元本保証の定期預金があります。このフィデューシャリー預金においては利息に税金が課せられないなどの利点が含まれる場合があります。
またプライベートバンクでは顧客の匿名性を特に重要視するため、「ナンバーズアカウント」と呼ばれる匿名性確保の仕組みが用いられます。これは国内での税務当局の規制を受け難くする上で重要なポイントとなります。
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